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グライ・タンサガー 、「自分が何かをした場合、それが利益を生んでいるかどうか―周囲の人々が恩恵を受けているかどうか―自分がしたことで周囲の人々が迷惑を被っていないかどうか―十分有効性のあるものかどうか」

 

略歴
仏暦2495(西暦1952)年生まれ 
仏暦2517(西暦1974)年カセサート大学土木工学専攻卒業
米国オハイオ州立大学(土木)工学修士
ルイジアナ大学 経営学、カセサート大学土木工学 名誉博士
橋梁建設を専門とし、米国オハイオ州の400箇所を超える橋梁建設、バンコク都ラーマ4世通りタイ・日友好の橋建設、各高速道路建設、BTSスカイトレイン2路線等、数多く著名な業績を残す。
現在International Engineering  Constants 社、KKT Engineering社の会長を務める。
 
生き方の哲学・座右の銘
普段は特に格別なことを必要としない、シンプルな人間です。しかし、常に拠所とし、かつ実践してきた哲学とは、「自分が何かをした場合、それが利益を生んでいるかどうか―周囲の人々が恩恵を受けているかどうか―自分がしたことで周囲の人々が迷惑を被っていないかどうか―十分有効性のあるものかどうか」 というものです。タイ国で仏暦2547(西暦2004)年、津波が発生した際は、米国ロータリークラブと協力して、死者数・家屋や学校等建造物の被害の最も大きかった地域のひとつである、パンガー県バーンナーケム区へ救援に向かいました。実際に物資・人員を携え現地に赴いてみると、各団体が既に救援に当たっていました。ところが、そこでの救援はニーズを超え、他の被害地域に及んではいませんでした。従って、自身の拠り所としてきた哲学を以って、救援計画を変更することを決意、隣接するコーカオ島に行くことにしました。その島も同様に被害を受けていましたが、依然救援が及んでいませんでした。現地へ到着すると、島の人々は十分な救援を受け、非常に満足の行くものとなりました。
 
ビジネス哲学としては、「ビジネスには、公正-品行-徳行を以って当たるべし」があります。顧客に対し誠実であることこそ、ビジネスを成功に導く上で重要なのです。私はこの他にも、業務に当たる際の規律や業務に対する責任感より得られる仕事の質をも重要視しています。後輩や部下たちに、規律や責任感があれば、仕事の質も必然的に良くなるものだ、と教えています。特に生命や財産の危機に関わるような工学分野では、仕事の質と責任が最重要項目となるのです。
 
困難
人は誰でも常に何かしら問題を抱えています。解決できないものも中にはあるかも知れません。しかし、我々は最大限努力をして問題解決に当たり、その困難に打ち勝たなければなりません。
 
タイ国の政治-経済への見解
個人的には、仏暦2549(西暦2006)年9月のクーデター以降、タイ経済は停滞してしまっていると思います。ビジネスでは何とか自分を助けることが出来ました。しかしクーデター後の政府は、特に産業振興や国民への教育奨励においては、台湾やシンガポールなど経済政策を定める上で中核となる有能な貿易省(Trade Ministry) がある国々と比較すると、十分に仕事をした、とは言えません。
 
エネルギー分野では、前・現政権は、省エネ対策又は代替エネルギー創造推進に正面から取り組んだ政策を打ち出しておらず、消費エネルギーの使用が続いています。政府は早急に、運輸・通信両分野の鉄道網を全国に敷くべきです。なぜなら最も効率良く人や物の移動が可能となり、また重要なのは、石油を最も節約できる点です。
 
政治については、タイは依然危機的状況にあり、安定していないと言えます。将来も好転しないとなれば、過激を伴うやり方で問題解決が成されることも懸念されます。有能な人物が国を治め、タイが政治を自ら発展させることが出来れば、他分野のさらなる発展につながるものとなるでしょう。
 
 
  所在地 : 77/254 Rajthevi Tower 19th Floor, Petchburi Rd. Rajthevi, Bangkok 10400
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